
昨今の人口減少と少子高齢化により、農業においても人手不足や耕作放棄地の増加が問題となっている。特に急傾斜地での栽培は作業負荷が大きく、耕作放棄地が急増している。
そこで、愛媛県八幡浜市でみかん柑橘類の生産・加工・販売を行っている農業生産法人である株式会社ミヤモトオレンジガーデンは、実践型農業ドローン教習所「スマート農業ドローンスクール」を開校した。
同教習所は、ドローン国家資格(準備中)や農業用ドローンの操縦資格(技能認定)を取得できる場所であり、みかん・柑橘栽培に特化した独自カリキュラムを提供する。
提供されるカリキュラムは、みかんなど柑橘栽培に特化したオリジナルの「柑橘農業ドローンコース」や、請負散布への対応が可能になる「柑橘農業ドローンプロコース」が挙げられている。
対象者は、農業ドローンによる請負散布などを新規事業で考えている他業種の事業者や、ドローンを導入したい農家や農業関連事業者などだ。
同校の特徴としては、自社の圃場で実際にドローンを活用している農業事業者や、水稲などの実践経験がある講師による実践重視の指導がある。
また、柑橘オリジナルコースの操縦訓練は、同校の農業法人が所有する農地で行われるため、より実用的な操縦スキルを身につけることが可能だ。
さらに、実際に自社でドローンを導入している農業法人として、ドローンの操縦技術に加え、農薬や肥料に関するアドバイスから補助金申請のサポートまで対応するほか、終了後はドローンの購入からメンテナンスまで対応するとしている。
加えて、修了生限定のコミュニティや、農薬・肥料散布の仕事紹介、農薬・肥料の仕入れ先紹介などのアフターサポートも提供する予定だ。
ミヤモトオレンジガーデンは、「農業ドローンを活用することで、栽培作業の負荷を低減し、生産性を劇的に高めることが可能だと考えている。」のだという。
また、「これまで蓄積してきた農業ドローン活用のノウハウを自社内で閉じ込めるのではなく、教習を通じてスマート農業人財を育成し、農業基盤強化、地域および農業界の発展に貢献する」との考えを述べている。
出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000138133.html