
株式会社NTT e-Drone Technology(以下、NTTイードローン)は、同社が設計・開発・製造する農業ドローン「AC101 connect」を、2024年春から提供開始することを発表した。
今回発表された「AC101 connect」は、NTTイードローンが従来提供していた「AC101」をアップデートした農業ドローンだ。
具体的には、ドローン向けオープンソース・プラットフォームを提供するスイス・チューリッヒのAuterionとの戦略的な業務提携にもとづき開発した、NTTイードローン製フライトコントローラをはじめ、全ての制御基板、送信機、散布装置等を、より高機能なハードウェアへと一新している。
そのうえで、通信を介して様々なアプリケーションやデータと連携可能なソフトウェアを開発実装している。
NTTイードローンは、「AC101 connect」を通じて、農林水産省が策定した、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立を実現する「みどりの食料システム戦略」への貢献を目指しているとしている。
そのため、機体の開発や提供に加え、その周辺領域に広がる「環境負荷低減への貢献」「持続可能な農山漁村の創造への貢献」「サプライチェーン全体を貫く基盤技術の確立と連携(人材育成、未来技術投資)への貢献」にも取り組む予定だ。
具体的には、バッテリーのリサイクルによる資源の有効利用や、デモ会を通じた農業ドローンを利用したスマート農業に関する情報提供、農業ドローンの安全な運用に資する教官・整備士・操縦士の育成などが挙げられている。
なお、2023年4月23日に宮崎県で開催されたG7農業大臣会合にて、「AC101 connect」を用いた展示およびデモフライトが実施されている。
今後は、2023年10月11日より購入相談および販売受付が開始されるほか、10月11~13日に幕張メッセで開催される「第13回農業Week」のNTTグループブースへの参考出品、11月29~12月2日に東京ビッグサイトで開催される「2023国際ロボット展」の農林水産省ブースに参考出品される予定だ。
日本特有の狭く変形した圃場の場合や、高齢者や女性でも扱えるコンパクトな機体サイズなことに加え、散布幅は5mと散布効率優れている。
バッテリー1本で最大2.5haの散布が可能。
ネットワークRTKに対応した自動航行が可能。GNSS(GPS等)もアップデートし、捕捉可能な衛星の数が増えるため、自動航行以外のフライトモードの精度もより安定する。
なお、ネットワークRTKを利用するには、携帯事業者や自治体が提供するネットワークRTKサービスの契約が必要だ。
ネットワークRTKサービスを契約後、送信機(プロポ)に必要情報を投入し、送信機(プロポ)をテザリング等によりインターネットに接続することで、利用可能となる。
ソース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000787.000098811.html